- 本を読んでも、結局内容を忘れてしまい成長を感じられない
- 義務感でページをめくっても、頭に入らず読書の意味を感じない
- 本の要約で十分な気がして、1冊読む時間が無駄に思える
質問者話題の本を買っても、結局『読み切ること』がゴールに。内容を聞かれても答えられないし、自分には読書はやめとけってことなのかな……。



その気持ち、間違っていません。ただ、『読み方』を少し変えるだけで、読書はもっとラクに、意味のあるものに変わりますよ。
「読書はしたほうがいい」とよく聞きますが、正直「意味あるのかな?」と感じたことはありませんか?
頑張って読んでも何も変わらないと感じたり、読めない自分にちょっと自己嫌悪したり。
ときには「読書はやめとけ」なんて自分の中から声がしたことがあるかもしれません。
実際のところ、大人になるほど「読書は意味ない」と感じやすくなる理由があります。
この記事では、年間100冊以上読書する筆者が大人の読書は意味ないと感じる理由と、「読書やめとけ」と思う気持ちは間違っていないのかを解説していきます。
「読めない自分」を責める気持ちがなくなり、心が軽くなる
「読書はやめとけ」と言いたくなる本当の理由がわかり、自分に合った対策が見つかる
「意味のない読書」を卒業し、1日5分からでも身につく学び方がわかる


オデ所長
- 20代会社員、妻と2歳・0歳の子どもと4人暮らし
- 忙しくて読書の時間が取れなかったときに、オーディオブックに出会う
- 育児・家事・仕事の合間にスキマ時間で聴くスタイルを実践中
- 月に5〜10冊以上オーディオブックを聴くヘビーユーザー
- 忙しい人でも続けられる耳で学ぶ読書の魅力を発信中
- 僕のプロフィールはコチラ
なぜ「大人の読書は意味ない」のか?挫折しやすい5つの原因


大人が読書を「意味ない」「やめとけ」と感じやすい理由には、次の5つが挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
①成果が見えず耐えられない
子どもの頃の読書は、
- 文字を覚える
- 言葉を知る
- 想像力を広げる
といった「成長」がとても分かりやすいものです。
少し読めるようになるだけで、「できること」が目に見えて増えていきますよね。
一方で、大人になるとかなり状況が変わります。
ある程度の言葉や知識がすでに身についているため、本を1冊読んでも、「明確に何かが変わった」という実感を得にくくなります。



その結果、「本当に意味があるのかわからない」「時間をかけているのに成果が見えない」と感じやすくなるのです。
②SNSによる情報過多
今は、わからないことがあれば、スマホでSNSや検索し、すぐに答えが見つかる時代です。
しかも、要点だけがまとまっている、刺激が強くてわかりやすいといった情報に、日常的に触れていますよね。
その環境に慣れていると、本のように時間をかけて理解するものが、どうしても重く感じられます。
昔のように、書籍だけが知識を得る手段だった時代とは違い、本は特別な存在ではなくなりました。



そのため「そもそも今さら本を読む意味がわからない」「読書はやめとけ」と感じやすい傾向にあります。
③本の選び方が義務的
大人の読書がつらくなる原因のひとつに、本の選び方もあります。
例えば、次のような本を読んでいると、読書は勉強や義務に近い感覚になってしまいます。
- 役に立ちそうな実用書
- 読まなきゃいけない気がする自己啓発本
- 評判がいいから選んだ本
義務的な本選びは、学生時代の課題図書に近い状態です。
以前の僕は、Amazonランキング上位のビジネス・自己啓発書を「みんなが読んでるから」と義務感で読んでいました。
でも、自分に必要のない情報を無理やり詰め込んでも、脳は拒絶するだけなんですよね。



内容の前に「読まなきゃいけない」という気持ちが先に立ち、読むこと自体がしんどくなってしまうのです。
④目的がないまま読んでいる
読書は「とりあえずしたほうがいいもの」として始めてしまいがちです。
例えば運動だったら
- ダイエット
- 健康管理
- 気分転換
といった目的があります。
目的があるからこそ、多少つらくても意味があると感じられますよね。
しかし、本を読むときに
- 何のために読むのか、
- どうなりたいのか
がはっきりしてないまま続けると、読書そのものが目的になってしまいます。
すると「読書って何の意味があるんだろう?」と感じるのは、ごく普通のことです。



「この本から、今の自分に必要な一言だけ盗んでやろう」 と目的をぐっと絞るだけで、読書の手応えは劇的に変わりますよ。
⑤「ちゃんと読まなきゃ」という思い込み
「読書が意味ない」と感じる理由には、完璧主義もあります。
- 最後まで読まないと意味がない
- 内容を理解しなきゃいけない
- 身につけなきゃもったいない
上記のような課題を自分に課していると、読書はしんどくなっていきます。
本にも合う・合わないがあります。
途中でやめてもいいし、全部理解できなくても問題ありません。



期待をかけすぎるほど「できてない自分」に意識が向きやすく、結果として「意味がない」と感じやすくなるのです。
「大人の読書が意味ない」と感じるのは、能力の問題ではない


ここまで、大人の読書が意味ないと言われる理由を解説しましたが、自分に問題があると感じてしまう人もいます。
しかし、そのようなことは決してありません。
大人になると仕事や家事で忙しく、情報に囲まれ、本を読む前に疲れてしまっています。
また、読書は誰にとっても万能なものではないこともあります。
例えば、
- 音・会話・図解の方が理解しやすい方
- 体を動かしながら考えるほうが合うという方
にとって、読書は負荷の高い方法になります。
読書ができないのがダメという能力差ではなく、個人の特性の違いです。
だからこそ、「読書はやめとけ」と感じる自分を、能力がないと結びつける必要はありません。
もう読書はやめとけって、自分の中で声したときの解決策


「読書は意味ないって感じる自分は、怠けてる?」「もう読書はやめとけって、自分の中で声がする……」
そんなふうに感じたときに大事なのは、すぐに「やめる」か「無理に続ける」かという極端な結論を出さないことです。
どうしたらよいのか、具体的な解決策を紹介します。
違和感を覚えるのは、自分とちゃんと向き合えている証拠
何となく「読書は良いことだから」と続けている人よりも、「これ、本当に自分に合ってる?」「やってるけど、しんどくない?」と立ち止まれる人のほうが、ちゃんと思考しています。
違和感があるということは、自分の時間の使い方を考え、疑問を持ち、目的のない努力を避けようとしているからですよね。



立ち止まっているわけではなく、自分と向き合って前に進んでいる状態と言えます。
いったん読書をやめてみる
もし今、本を開くのがストレスで、読まなきゃいけない気がして苦しい状態なら、いったん距離を置いても大丈夫です。
やめるのは失敗ではなく、今の自分に合わなかっただけと言えます。



読書をやめたからといって、学ぶ姿勢まで失われるわけではありません。
もし「やめてもいいのか」「本当に困らないのか」が気になる方は、実際に読書をやめた人の体験談や、やめたほうがいいケースをまとめた記事も参考にしてみてください。


読書をやめる以外の選択肢
読書をやめるとなったとき、「じゃあ学びをやめるの?」というと、そうではありません。
例えば、
- 耳で聴くオーディオブック
- 動画で全体像をつかむ
- 人の経験談から学ぶ
など、読む以外の方法はいくらでもあります。
文字を追うのがつらい時期に、無理に紙の本にこだわる必要はありません。
学び方を変えるだけで、「また知るのが楽しい」と感じられることも多いです。
「読むのがつらい」「続かない」と感じる人には、耳から学べるオーディオブックという選択肢もあります。
それでも「読書したほうがいいかも」と思うとき
「読書は意味がない」と感じる理由を解説しましたが、「やっぱり読書したほうがいいかも」という気持ちも出てくるかと思います。
そういうときは、今すぐに読書を「始める」「続ける」「やめる」を決めなくても大丈夫です。
まずは、なぜ意味ないと感じたのかを、少しだけ振り返ってみましょう。
理由がわかると、どうやって読書を取り入れたらいいのかが、わかるようになってきます。
そして、「読書をしたほうがいいかも」と思うなら、次の方法を実践してみてください。
- 数ページだけ読んでみる
- 気になる章をつまみ読みする
- 途中でやめてもOKと決めて読む
- 今日は3分だけと時間を区切る
読書が意味ないと感じるのは、やり方や期待が今の自分に合っていなかっただけです。
読み終えることが目的だった僕が、今実践しているのは『1行でも自分を変える言葉が見つかったら、即メモ』
それ以外は頭に入らなくてもOKというルールです。
これに変えてから、1冊をダラダラ読むストレスが消え、逆に記憶に残る情報が劇的に増えました。



「軽く本を読む」くらいの気持ちで、向き合ってみてもいいのです。
読書との付き合い方は後から変えられる
読書は、続けなければならないものでも、やり方を守り続けるものでもありません。
1人ひとり目的が違って、その時々によって取り入れ方も異なるものです。
今は距離を置いて、必要になったらまた読み始めてもよいでしょう。



読書との付き合い方は、その日の気分や、人生のタイミングに合わせて変えていいものです。
よくある質問(Q&A)


読書について調べると、「続かない」「意味を感じない」「内容を覚えられない」といった悩みをよく見かけます。ここでは、そんな疑問にお答えします。
読書しても内容を忘れてしまうのですが、意味はありますか?
忘れてしまうこと自体は問題ではありません。読書の価値は、すべてを覚えることではなく、考え方や視点が無意識に残ることにあります。思い出せなくても、判断や行動に影響していれば十分に意味はあります。
本を読むより要約や解説動画を見るほうが効率的ではないですか?
要約は全体像をつかむには便利ですが、自分の頭で考える余白は少なくなります。本を読む時間には、理解を深めたり、自分の経験と結びつけたりする余地があり、その過程が学びとして積み重なります。
最後まで読めないと、途中でやめるのはもったいない気がします。どう考えればよいですか?
途中で読むのをやめることは失敗ではありません。今の自分に必要な部分だけを受け取れたと考えれば十分です。本との相性やタイミングもあるため、無理に読み切る必要はありません。
読書が習慣にならないのは、意志が弱いからでしょうか?
習慣にならない理由は意志の問題ではなく、今の生活や気分に合っていない可能性が高いです。無理に時間を確保するよりも、負担のない形に変えるほうが自然に続けられることが多いです。
読書をしないと知識や教養が不足してしまいませんか?
知識や教養を身につける方法は読書だけではありません。会話や体験、音声や映像からも十分に学ぶことができます。自分に合った方法を選ぶことが、結果的に深い理解につながります。
まとめ:「読書はやめとけ」と感じたら立ち止まって考えよう


「読書はやめとけ」と感じるのは、主に以下の理由が挙げられます。
- 成果が見えにくい
- SNSで情報がすぐ手に入る
- 義務的に本を選んでいる
- 「ちゃんと読まなきゃ」という思い込みがある
- そもそも目的があいまいなまま読んでいる
こうした理由が重なると、大人ほど「読書は意味ない」と感じやすくなります。
だからこそ大切なのは、無理に続けるか、完全にやめるかを今決めることではありません。
一度思い切ってやめてみるのもいいし、気が向いた時に数ページだけつまみ読みしてもいい。
目が疲れているなら、耳で聴く方法を選ぶのもかしこい選択です。
読書は「頑張るもの」ではなく、あなたが楽に続けられる方法で取り入れていくものです。



『読書は意味ない』って思う自分はダメ人間だと思ってましたが、理由が分かって安心しました。無理にページをめくらなくてもいいんですね。



その通りです!まずは『ちゃんと読む』のをやめてみる。自分に合う方法に変えるだけで、おどろくほど学びが楽しくなりますよ。


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