- 「昔はあんなに本が好きだったのに、最近は1ページ読むだけで疲れちゃう」
- 「文字を目で追っているのに、内容がさっぱり頭に入ってこない」
- 「本を開いても、すぐにスマホが気になって集中できない」
質問者最近、本が読めないんです。私、バカになったのかな⋯⋯



わかります。でも、それはバカになったからではありません
本が読めなくなるのには、きちんと理由があります。
本が読めなくなる主な原因は、次の5つです。
この記事では、本が読めない原因と、また読みたくなるための4つの解決策をわかりやすく解説します。
もう一度本を楽しみたいなら、この先を読んでみてください。


オデ所長
- 20代会社員、妻と2歳・0歳の子どもと4人暮らし
- 忙しくて読書の時間が取れなかったときに、オーディオブックに出会う
- 育児・家事・仕事の合間にスキマ時間で聴くスタイルを実践中
- 月に5〜10冊以上オーディオブックを聴くヘビーユーザー
- 忙しい人でも続けられる耳で学ぶ読書の魅力を発信中
- 僕のプロフィールはコチラ
本が読めなくなった5つの主な原因


本が読めなくなった原因は以下の5つが挙げられます。
まずは、今の自分に当てはまるものがないか、一覧で見てみましょう。
| 原因 | どんな状態? |
|---|---|
| スマホによる集中力の低下 | 短い刺激に慣れ、長文が重く感じる |
| 脳のエネルギー不足 | 頭がパンパンで読む余力がない |
| 目と身体の疲れ | 目の酷使で文字がつらい |
| 心が疲れて余裕がない | 物語を楽しむ余裕がない |
| 「読まなきゃ」という義務感 | 読書が「宿題」になっている |
それぞれの原因を詳しく解説していきます。「自分はこれかも」と思うものから読んでみてくださいね。
スマホによる集中力の低下(スマホ脳)
現代ではスマホに触れている時間が長くなり、脳が「短くて刺激的な情報」に慣れてしまっています。
実際、2025年の調査では、日本人の1日あたりのスマホ接触時間は 165.1分(約2時間45分) と過去最高を記録しました。
これだけ長時間、SNSやショート動画のような瞬間的に理解できる情報に触れていると、脳は次第に「短くて強い刺激」を優先するようになります。
その結果、本のような「じっくり読んで理解する情報」を、無意識のうちに重い、面倒くさいと感じてしまうのです。
- 30秒の動画は見れるけど、本の1ページは長く感じる
- 読んでいるはずなのに、またスマホを触っている
- 通知ひとつで、集中が途切れてしまう
スマホに慣れすぎた脳にとって、読書は負荷の高い作業になっています。



まずはスマホとの距離を少しだけ見直し、脳を「長い文章に慣らす」トレーニングが必要です。
脳のエネルギー不足(キャパオーバー)
脳が1日に使えるエネルギーには限りがあります。
勉強、部活、人間関係、家事などでエネルギーを使い果たすと、文字を理解するためのパワーが残らないのです。
- 悩みがあると、ただ目で追うだけになる
- 疲れていると、同じ行を何度も読み返す
- 本を開くと、すぐ眠くなる
本が読めないときは、脳がストレスや考え事でいっぱいになっているのかもしれません。



読めないのは、やる気がないからではありません。脳がちゃんと休みたいと教えてくれているだけです。
目と身体の疲れ
私たちは、学校のタブレット、PC、スマホで毎日目を酷使しています。
「読みたい気持ち」はあっても、目が悲鳴を上げています。
目が疲れていると、小さな文字にピントを合わせるだけで脳が疲れてしまい、読書を拒否するようになります。
- 夕方になると、急に文字が見づらくなる
- 画面の見すぎで、目がしょぼしょぼする
- 目を使いすぎて、ピントが合わない
身体の疲れは、読書の大敵です。
目が疲れているときは、無理に活字を追わないことが大切です。
もしかして視力が落ちた?と感じる、目が疲れやすいならこちらの【保存版】老眼で本が読めない悩みを解決│一生読書を楽しむための完全ガイドの記事が参考になります。


心が疲れて余裕がない
読書は、自分の内側に新しい世界を広げる作業です。
心が疲れていると、新しい物語や情報を受け取る余裕がなくなります。
- 前は心が動いたのに、今は何も感じない
- 「読んで意味ある?」と冷めてしまう
- 本を見るだけで、ため息が出る
上記が当てはまる場合は、心が休息を求めているサインです。
無理に読もうとせず、まずは心の回復を優先しましょう。
「読まなきゃいけない」という義務感
読書が「たのしみ」ではなく「課題」になってしまっています。
人間は、強制されると嫌いになる生き物です。
「テストのために」「みんなが読んでいるから」と自分を追い込むと、脳が読書を「苦痛な作業」だと勘違いしてしまいます。
- 読書が、義務のように感じる
- 「何か学ばなきゃ」とプレッシャー
- 読書自体がストレス
読書は本来、自由でたのしいものです。



自分を縛っている「~しなきゃ」というルールを一度捨ててみましょう。
「本を読んでも頭に入らない」と悩んでいるならこちらの「本が読めない、内容が頭に入らない」を解決!読解力が上がる4つの読書テクニック記事が参考になります。


本が読めなくなったときに「やってはいけないNG行動」


やってはいけないのは「読めない自分」を責めて、無理に元のペースに戻そうとすることです。
心が疲れているときに、読みたくもない本や難しい本(話題のビジネス書など)を読もうとすると、脳が「読書=しんどいもの」と覚えてしまいます。
そうなると、ますます本から遠ざかることに。
▼特に避けたいのは次の3つです。
| NG行動 | なぜ逆効果? |
|---|---|
| 分厚い難解本から再開 | 読書=しんどいと脳が学習する |
| 1日30分などの厳しい読書ルール | 義務感が強まる |
| 自分を責める | 読書の心理的ハードルが上がる |
大切なのは、頑張ることではありません。
今の自分に合った小さな一歩を選ぶことです。



読書は競争ではありません。人それぞれのペースでいいのです。
本が読めなくなった原因別|また読みたくなる4つの方法


「もう一度本を読めるようになりたい」と思ったとき、いきなり以前のような読書に戻る必要はありません。
まずは以下の表で対処法の全体像を確認しましょう。
| 解決策 | こんな人におすすめ |
|---|---|
| ハードルを下げる | とにかく文字が重い人 |
| 要約動画・書評を利用 | ワクワク感が消えている人 |
| スマホを物理的に遠ざける | 集中できない人 |
| オーディオブック | 活字がつらい人 |
それぞれ具体的に解説します。気になるところから読んでみてください。
読むハードルを下げる
まずは、一文字ずつ「読む」のをやめて、パラパラ「眺める」ことから始めてください。
脳が疲れているときに、文字がぎっしり詰まった本を読もうとするのは、骨折しているのに全力疾走するのと同じです。
まずは「本を手に取って、ページをめくる」という感覚を脳に思い出させてあげることが大切です。
選ぶ本は
- 以前読んだことがある本
- 図解で解説やマンガ版の本
- おもしろそうと感じた本
1冊を完璧に読もうと思わなくてOKです。
パラパラ眺めるだけで「本って楽しいかも」と思えれば、それで十分。
読書そのものが苦手なら、克服までの体験談をまとめた記事もあります。


要約動画や書評から、気軽に触れてみる
自分で読むエネルギーがないときは、要約や書評に頼っても大丈夫です。
本が読めないときは、新しい知識への「ワクワク感」が弱くなっています。
まずは以下の方法で本の概要をつかみましょう。
「この本、面白そう!」という気持ちを少しだけ思い出すことが大切です。
- YouTubeの15分要約:難しいビジネス書も、アニメや図解でサクッと理解できます。
- 書評ブログの流し読み:誰かの感想を読むと、「自分も読んでみたい」という気持ちが自然に湧いてきます。
最初から最後まで自力で読む必要はありません。



要約や書評が、読書の楽しさを思い出すきっかけになるかもしれません。
物理的に「スマホを視界から消す」
「スマホを見ない」と決めるのではなく、スマホを「見えない場所」に隠しましょう。
スマホが視界に入っているだけで、脳の集中力は奪われてしまいます。
スマホを物理的に遠ざけることで、脳が「集中モード」に切り替わります。
実際、僕もスマホが気になってしまい、集中できないことがよくありました。
そこで、スマホを物理的に視界から消してみました。
すると驚くことに、これだけで読書の集中力が劇的に変わりました。



「通知が来るかも」というノイズが本を読めなくさせていると実感しました。
オーディオブックを試してみる(聴く読書)
活字がどうしてもつらいなら、オーディオブックという選択肢があります。
文字を目で追う読書は、想像以上にエネルギーを使います。
でも、耳で聴くだけなら、目を閉じたままでも本を楽しめます。
具体的な利用シーンは以下です。
- 家事をしながら
- 通勤・移動中に
- ベッドで寝ながら
僕も、読めなかった時期にオーディオブックに救われました。
スキマ時間に聴くだけで、「今日も読めなかった」と落ち込まなくなった。
そして、また本を楽しめるようになりました。
もちろん、合う・合わないはあります。
それでも、活字がつらい時期には一度試してみる価値はあります。
よくある質問(Q&A)


ここでは、読めない時期に抱きがちな不安や疑問に回答しました。
今のあなたに当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
- 文字を見るとすぐに眠くなるのは病気ですか?
-
文字を見るとすぐ眠くなるのは、病気ではありません。脳が「もう限界」と休息を求めているサインです。無理せず、本を閉じてしっかり休むことが、また読めるようになる近道です。
- マンガなら読めるのですが、読書と言えますか?
-
マンガを読むことも立派な読書のひとつであり、むしろ本が読めない時期には最適な選択です。物語に触れて心が動いたり、新しい知識を知ってワクワクしたりする体験は、活字の本と何ら変わりありません。
- 本を読まない期間が長いと、語彙力は落ちますか?
-
読書から離れても、言葉が消えることはありません。今は脳が疲れていて、引き出しを開ける余裕がないだけです。耳読書や短い文章から触れていけば、自然と戻ってきます。
- 満員電車で本が読めません。どうしたらいいですか?
-
無理に紙の本を開かなくて大丈夫です。「聴く読書」なら、混雑の中でも自分の時間を作れます。環境に合わせて、読書の形を変えてみましょう。
電車で読書するなら、気持ち悪くならない方法をまとめた【もう酔わない】電車で読書すると気持ち悪い人が今すぐできる3つの対策の記事も合わせて読んでみてください。
- 読書量が減ったのは、情熱がなくなったから?
-
冊数が減っても、愛情が消えたわけではありません。大人になると、読書に使えるエネルギーが変わります。量よりも、心が動く一冊を大切にすれば十分です。
まとめ:本が読めなくなった原因を理解すれば、また楽しめる日は必ず来る


本が読めなくなったのは、能力の問題ではありません。
主な原因は次の5つです。
今は脳が「これ以上は入らない」とサインを出しているだけ。
そんなときは無理をせず、
- 図解で解説やマンガ版を眺める
- オーディオブックで耳から聴く
- 要約動画で好奇心を刺激する
- スマホを物理的に遠ざける
この中から、できそうなものを1つだけ試してみてください。
僕の実体験から言えるのは、今は読めなくても、また読みたくなる日はちゃんときます。



本が読めなくなった原因は、脳がパンパンだったからなんですね。今の自分にもできそうなことから、一つずつ試してみます!



その意気です。焦らず、今のあなたが「できそう」と感じる方法で、読書の楽しさを取り戻していきましょう。


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