オーディオブックを始めたはいいけど、話が進むあまり、内容がすぐに頭から抜けてしまう…
そんな経験ありませんか?
月1500円も払っているのに、ちゃんとした知識が身につかないと感じている方も多いのではないでしょうか。
でも心配は無用です!
この記事では、オーディオブックで学んだことを効果的に頭に残す方法を紹介します。
今まで1日で忘れていた内容も、これからはしっかり覚えられるようになります。
さらに、月1500円以上の価値をしっかりと引き出し、適切な読み上げ速度で聴くコツを掴むことができます。
聴く読書は素晴らしい習慣です。
ぜひ、この方法を実践して、今よりも多くの知識を身につけてください。
なぜオーディオブックの内容を忘れてしまうのか?
オーディオブックで新しい知識を耳から吸収するのは素晴らしい方法です。
しかし、その内容をすぐに忘れてしまうという問題があります。
これはなぜでしょうか?
主な原因は、「インプットばかりでアウトプットが不足している」からです。
インプットとは、新しい情報や知識を取り入れる行為のこと。
たとえば、オーディオブックで本を聞くことが該当します。
一方、アウトプットとは、その取り入れた知識を使って何か具体的な行動をすること。
これには、聞いた内容をメモする、友達にその話をする、レビューサイトに感想を書くなどです。
インプットだけでは、得た情報が表面的な理解に留まり、脳はそれを一時的なものとして扱い、時間が経つにつれて忘れてしまいます。
アウトプットを行うことで、情報をより深く、長持ちさせることができるのです。
人間の記憶は1日後には74%忘れてしまう?
人間の記憶力について、興味深い実験が過去に行われました。
それは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによる忘却曲線の研究です。
エビングハウスの研究によると、学んだことを20分後には約42%、1時間後には約56%、そして1日後には約74%もの情報を忘れてしまっていることが示されました。
このデータから明らかなように、新しい情報を効果的に記憶し続けるためには、ただ情報を受け入れるだけでは不十分です。
内容が頭に残るインプットとアウトプットの比率
効果的な学習法として推奨されるのが、「インプット3割、アウトプット7割」というアプローチです。
この方法では、得た情報の30%をインプット(学び)とし、残りの70%をアウトプット(活用・表現)に割り当てます。
このバランスにより、ただ聴くだけでなく、内容を自分の言葉で説明したり、ノートにまとめたり、他人に教えることによって、記憶に深く刻み込むことが可能になります。
オーディオブックの内容を活かすためにも、聴いた後は積極的にアウトプットを行い、知識を自分のものにしましょう。
アウトプットする具体的な方法紹介
でも具体的にどうすればいいのかわからないと思います。
僕が実際にやっている方法を紹介します。
- 自分の心に響いたところで再生を止める、ながら聴きのときはクリップや付箋機能を使用
- 聞き返してメモアプリで心に響いた内容を書く
- 下の行になぜ心に響いたのか、どんなことに役立つのかを書く
- これから自分はどのように実行するか記入する
この方法を習慣化することで内容を忘れにくくし、より深い理解に繋がります。
読み上げ速度が早すぎると内容が頭に残らない
オーディオブックで新しいことを学ぼうとするとき、読み上げる速度が速すぎると、内容がしっかり頭に入ってこないことがあります。
たくさんの情報を早く聞こうとする気持ちはわかりますが、大切なのはその知識をちゃんと理解することです。
自分に合ったペースで聞くのが一番です。
特に、オーディオブックを始めたばかりの時は、1.2倍速〜1.5倍速くらいが聞きやすいです。
すでに内容を知っている本を聞くときは、もう少し速くても大丈夫です。
聞く速度を少しずつ速くしていく練習をするのもおすすめです。
最初はゆっくりとした速度で始めて、徐々に慣れていくと、速い話もスムーズに聞けるようになりますよ。
この方法で、オーディオブックを使って楽しく学べるようになりましょう。
読み上げ速度目安
読み上げ速度が遅いと、言葉の間に余裕が生まれ、内容をゆっくり理解することができます。
特に初心者や、外国語の学習には、理解度を高めるために適しています。
標準の読み上げ速度は、一般的な会話や文章のスピードに近いため、自然なリズムで聴くことができます。
多くの人にとっては、この速度が最も快適であり、内容を十分に理解できます。
読み上げ速度が速いと、情報の処理が迅速になります。
特に情報を効率的に取り入れたい場合や、時間が限られている場合には、速めの速度が適しています。
オーディオブックで効果的にインプットする方法
興味を持続させる方法の工夫
自分の興味や関心を引くジャンルやテーマのオーディオブックを選ぶことが重要。
自分が興味を持てる内容を選ぶことで、集中力を維持しやすくなります。
また、オーディオブックを楽しい体験として捉えることも大切です。
リラックスした気持ちで聴くことでストレスを軽減し、より良い体験を得ることができます。
繰り返し同じ本を聴く
ここまでの方法を実践して、さらにやってもらいたいのが繰り返し同じ本を聴くこと。
オーディオブックを聴くときに、同じ本を何度も繰り返し聴くのは、とても役立つ学習法です。
一度聴いた内容をもう一度聴くことで、新しい発見や理解が深まることがあります。
そのため、同じ本を何度も聴くことを試してみてください
そうすることで、よりたくさんのことを学ぶことができます。
Audibleで内容忘れてしまう人はアウトプットしよう
Audibleで聴いた本の内容が頭に残る方法について解説しました。
インプットばかりして、アウトプットしない人は多いです。
僕も以前は、次から次へと本を聴くだけで、内容が身についていないと感じていました。
本を聴くことは知識を得るための目的なのに、それだけで満足していました。
僕のようにならず、アウトプットを生活に取り入れてください。
本の内容をよりよく覚えることができます。
ぜひ、試してみてください。
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